2008年 10月 19日
コート・デュ・ローヌツアー |
エルミタージュの丘からの眺め
さて、今回はブルゴーニュから南下し、北ローヌをご案内してきました!
ヴィエンヌからヴァランスまでのこの地域は、コート・ロティ、コンドリュー、エルミタージュなどの素晴らしいワインを生み出します。また、ローヌ河を見下ろすように栽培されている、ブドウ畑の急傾斜は見応えがあります。
リヨンから南下してまず向かったのがAmpuisという町。
丘にはコート・ロティの畑が広がっています。
ローヌ河沿いに佇む、Château d'Ampuis
表札にはTonnellerieの文字も。ギガル社の高級ワインの樽は自社で造られているわけです。
このシャトーはコート・ロティのどの畑からもすぐ分かる、指標のような存在です。
シャトーから丘の方を見た景色(写真奥)
既に道路から見た感じでも急な斜面は迫力がありますが、この斜面を登っていきます。傾斜28パーセントで”危険!”の看板も・・・・
Côte Bruneの頂上から
Côte BlondeとCôte Bruneの中間あたり
ブドウの木の仕立て方もブルゴーニュとは全く違います。
この辺では、写真のように二本の木を支えるように仕立てます。また、枝もわりと高い位置で縛っています。
素晴らしい景観を満喫した後は、隣村のCondrieuへ向かいます。
こちらで訪問したのは、Domaine Vernay。
3つのキュベを試飲しました。
-Condrieu Les Terasses de l'Empire
-Condrieu Les Chaillées de l'enfer
-Condrieu Côteau de Vernon
どれもミネラリーであり、白い花やエキゾチックなフルーツなどアロマの要素がとても強い白ワインです。
応対してくださったご主人のポールさん
とても楽しくお話しながら試飲した後、ポールさんからCôteau de Vernonのすぐ下にあるご自宅を見て行ってくださいと勧められ、お言葉に甘えてお宅(お庭)拝見となりました。
白馬(飼っていらっしゃる)がとてもお似合いの広いお庭と裏手に見えるVernonの畑
ブドウ畑のすぐ横にはオリーヴの木も植えられていました。さすが南フランス。
ちょっとお姫様気分を味わいつつ、これまたポールさんお勧めのレストランへ。
どんどん丘の上を登っていき、道を間違えたかと不安になりつつ丘の頂上まで来ると・・・・ありました!
食堂はガラス張りになっていて、テーブルからコート・ロティを見渡せるという贅沢なロケーション!!!これだけでも来た甲斐ありです。
そして肝心のお料理は・・・
うさぎとイチジクのミルフィーユ仕立て
鴨肉のアシ・パルマンティエ
洋梨とチョコレートのムース
どの料理も、味付け、盛りつけとも申し分無し!フランスの田舎のレストランの底力を見たり。
ポールさんに感謝!(彼もお客さんとランチにいらっしゃってました)
Auberge de la Source
69420 Tupin Semons
Tél:04.74.59.54.03 (要予約)
レストランの前からの眺め!
次回に続く・・・・
by saveurs
| 2008-10-19 23:59
| 旅 ローヌ・アルプ